バブルの記憶 2022 5 29
これは知人から聞いた話なので、
確かめようがありませんが、
おそらく確かだろうと思います。
日本の不動産バブルは、
1980年代の後半だったと言われます。
知人によると、
東京から離れた地方都市においても、
不動産バブルになっていて、
駅前の高層住宅が、
買って数年後には買値を上回ってしまったという。
たとえば2,000万円で買っても、
不動産バブルで数年後には、
たとえ中古でも3,000万円で売れたので、
売却代金で郊外に一戸建てを買うことができた。
つまり、素人でも、
不動産投資で儲かってしまう時代だったというのです。
こうなると素人でも、
住宅用ではなく、投資用に資金を借りて、
不動産投資をやってみたくなるでしょう。
このような状態は、数年前の中国でも、
そうだったのではないかと聞いたことがあります。
今は、アメリカがそういう状態だから、
中央銀行のFRBは金利の引き上げを急いで、
不動産バブルの鎮火を急いでいるのではないかと聞きます。
参考までに書きますが、
日本の不動産バブルの原因は、
急激な円高が進行する状況において、
景気対策として金利の引き下げを実施した結果、
金融緩和マネーが不動産市場に流れ込んだのが、
原因と言われています。
(注)
アメリカでマンションというと大邸宅を意味しますので、
ここでは高層住宅と書きました。